週中に公言した通り、インティは消しての逆張りで臨みます。
まず展開だが、インティとスマハマはどちらも逃げることが自身のベスト。よって枠からも行くしかないスマハマが自然なら行くだろう。
みやこSの二の舞を避けたいというのが最重要項目だとすれば、引くならあくまで次走が本番のインティ武豊。
ということで、隊列は昨年東海Sとは逆のスマハマ→インティとなりそうだが、今回はエアアルマスがいるのがポイント。
この馬はインティとスマハマ以上に砂をかぶる、揉まれるのを苦手としていて松山騎手が当然理解しているのならそれを意識した運びになるはず。
つまり、スマハマ→インティとなる中でインティの外。もしくはもっと出していってスマハマの番手外。
よってスマハマは単騎で逃れたとしても、決して楽逃げにはならず常にエアアルマスとインティ両者の圧を受ける形。
能力的にこの両者には見劣る認識で先頭からその圧を受けると厳しいという見立てからスマハマも消し。
ということで、前を潰したエアアルマス対後方差し勢という図式。
印
⚪︎ 15ヴェンジェンス
★11ビルジキール△1モズアトラクション
△3アングライフェン
→高速ダートで上記の展開ならば、この馬が押し切るイメージが一番強い。
先行力に関しては絶対逃げドリームキラリを抑えてハナを切れる勢いの中わざと控えて自滅した前走からも出遅れなければ問題なし。
今回の絶対数的に少ない先行勢のメンバーを考えても揉まれない先行ポジションは狙いやすいはずで、あとは鞍上がそれを理解しているか。
本当に少しでも前に入られるとそこから最後方まで下がってしまうくらいに砂被りを嫌うので、そういったリスクから軸というよりは単的本命。鞍上次第。
⚪︎15ヴェンジェンス
→もう一度この馬の秘策に期待。この馬も揉まれるのを嫌う性質から外目追走が必須。
こちらは鞍上幸さんがバッチリそれを理解しているので、この枠から崩れる事はないかな。
ただ、前走チャンピオンズカップは前内有利の展開の中、外枠差しではよく走れている方だが、どうしてもワンパンチ足りない。
そこで秘策。実はその前走チャンピオンズカップでも書いたが、この馬は去年の夏まで1400路線にいた馬で、数字的なテンのスピード自体は持っている。今回、有力馬は先行勢と差し勢で分断されていて、ちょうどその間好位が手薄な印象。
従来の出脚から狙えばとれるそのポジションでエアアルマスの早じかけを見る形でのマークから漁夫の利的に一発狙ってもらおう。
→揉まれ弱かったり展開に左右されたりとなにかと条件問われる馬が多い中、弱点の少ないこの馬を単穴に抜擢。
基本バテ差しのタイプなので今の高速馬場だと間に合わないかなとも思えるが、早じかけから極端前がかりの展開になればあるいわといったところで、ラスト一ハロンのズブズブ戦で飛んでくるイメージ。
★11ビルジキール