改めてふざけたコースだなと思う。

ほぼほぼ全部がコーナーみたいなもんだし、最初のコーナーまでが短い上に急、おまけにほとんど下り坂かと思えばラストは日本の競馬場で一番の急坂。

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こんなの絶対内有利じゃんと思わされる。

そんな中、今回は前走同コース逃げてレコードのトロワゼがいるので、ハイペース必須だろうと思っていたらまさかの大外。

まぁ、当時は馬場が異常だったので同じように進めても最後止まる見立てでいたが、この枠ならそもそも行き切れるかも怪しくなってきたと。
私の知ってるノリさんは無理やりハナにこだわることはしてこないのでなおさら。

同じく同型ルメのコントラチェックはこれまで逃げてしか結果が出ていないだけにここも逃げたいはず。
枠的にはこちらも外目ではあるが、トロワゼが大外を引いてくれたのでだいぶ行きやすくはなったかな。

まぁどちらにせよ、外からどちらかがハナに来るかとは思うのでスローになることはないと思っているが、ルメとノリでゴリゴリに競り合うこともおそらくないのでハイペースに決め打つことはできなくなった。

幅広い展開想定で総合的に広めに選出。


それでは印を。

◎ 
⚪︎ 5デンコウアンジュ
▲ 
★ 13コントラチェック
△ 15ディメンシオン
△ 3モアナ
△ 9リバティハイツ



→本命は最初から決まっていたのでそのまま。
まず、ディープ×キンカメというもろのダービー血統のくせにトップスピード戦に弱い。
ただその分逆に11秒台半ばを連続するような持続力は非凡なものを見せており、末脚を分散されやすい中山外回りはまさにジャストフィットしそう。
前走は外差し有利展開を内前粘りの4着と強い内容で、そこから相手も弱くなる上に条件も好転、鞍上も申し分なしで、そこまで人気でない。
迷わず本命で。
産駒データで嫌われているようだが、馬個体で見れている層からしたら逆に美味しいデータとなっている。

⚪︎ 5デンコウアンジュ
​→この牝馬中距離G3を中心にフロンテアクイーンとともに引っ張ってきた馬ももう6歳。
同じメイショウサムソン産駒で同級生、お互い衰えも見えはじめてきているがまだまだこの路線では勝負になると思っていて、今回仲良く同枠配置もこちらのみをチョイス。
理由としてはこちらは距離1600ベストの叩き良化型。
フロンテアは距離若干短い上に鉄砲巧者。
そして、デンコウアンジュの好走条件としては自身スローバランスで差しが効く展開。
ハイペースならばいらないと思っていたが、この枠順配置で意外とコントロールされる可能性がでてきたことと自身がスローバランスであればいいので、昨年同様内で溜めて進路があけば突っ込んできていいはず。

→今回が試金石。
ためれば確実に伸びてくるが、注目したいのは2走前。前に行ってイマイチだったと思われがちだが、この馬自身33.3の上がりを使っていてイマイチもなにもと個人的には思う。
つまり、相対的な話でそこはダイワメジャー産駒の限界。
まわりがMAX末脚出せる展開ならキレ負けするのが真相。
そして、今回キレ勝負にはならないだろうし陣営コメントで積極競馬を示唆。
上記の理論ならこれはプラスに捉えられるもので、唯一の問題はオークスで見せた輸送難がどうなるか。
そこは慎重に見極めたい。

13コントラチェック
→逃げを打てた時だけ要注意。
鞍上手腕も込みではあるが、自分の競馬で底を見せてない中山1600なら怖さはある。

△ 15ディメンシオン
→本命馬同様、前走強敵相手に内で詰まり気味も評価できる範囲の粘り。
枠次第では重い印の候補でもあったが、絶対先行まんの鞍上なので外外まわる懸念は大アリ。
その分下げたが能力は通用していいはず。

3モアナ
→前走みると侮れないんだよなー。
今回も内内を立ち回れると思うし、スタートもいいので番手ポケットから最短距離で直線。
展開は非常に向きそう。

9リバティハイツ
→結局、3歳勢がからっきしという可能性も十分あると思うし、特殊コースだけに昨年二着馬がこのオッズで買えるのなら抑えたい。


以上です。