今回は考察として注目点とともに、枠順発表前の普段の私の予想の出発点を淡々と語っていきたいと思います。
まず、先週を見る限り、東京の芝は超高速馬場。
そのままいけば、今週も超高速で間違いないところだが、厄介なのが金曜からの雨予報。
当日直前まで馬場の推移は注視しないといけない。
そして、もう一つ厄介なのが確たる逃げ馬不在のメンバー構成。
奇襲的に逃げるのがいないのであれば、前走逃げたダンビュライトが一番逃げ有力ではあるかな。
まぁ東京の馬場は乾きも鬼早なので、今の時点では超高速想定でいきますが、、
このダンビュライトの逃げ想定。
鞍上松若風馬。
波乱の予感。
ちょっと、風馬君の気持ちになってみる。
さすがにダンビュがスローの決め手勝負で劣ることは理解しているはず。
音無師の指示にもよるが、この馬が高速府中の2400で一番好走する可能性がある展開は、、、
昨年のジャパンカップ
モデル キセキ
同じルーラー産駒だし、脚質タイプからもキレ勝負ではキセキ以上に勝負にならない。
そこを理解しているか否かという読みは重要だが、陣営コメントなども参考にするので一旦置いといて、
想定通りになった時にどの馬が来るかで本命を決めていく。
まず、その昨年ジャパンカップのキセキの戦法ていうのが、
→前半は抑えながら主導権確保→向正面から超超ロングスパート→コーナーでさらにギアを上げて→本仕掛けは直線序盤のラスト3ハロン目。
ラップでみるとこちら↓↓↓
12.9 - 10.8 - 12.2 - 12.3 - 11.7
11.8 - 11.7 - 11.4 - 11.4
11.0 - 11.4 - 12.0
まぁキセキのポテンシャルあっての戦法で、実際、もはや馬じゃないアーモンドさえいなければ完勝の内容だし、後続の末脚を完全に断ち切っている。
普通なら無謀とも言えるこの戦法が成ることに大きく影響しているのが今の高速府中の馬場ということだと思っていて、さすがに去年のはやりすぎ感もあるが、キセキ以上にキレ勝負では分が悪いダンビュにとっては、本来選択すべき戦法はこれ一択だと思う。
さすがに、キセキのように向正面から11秒台にいれるのかといわれれば現実的に怪しいが、ラスト4ハロン地点の4コーナーはもちろん、ラスト1000メートルの3コーナーから11秒台にいれてくる可能性は十分にあるしダンビュ自身が残るためにはそうするのがベスト。
そこで注目してほしいのが、ラスト1ハロンのラップ。
12.0
これはラスト1ハロンで抜け出た、もはや馬じゃないアーモンドのラップなので実際、他の馬はそれ以上に落としていることがわかる。
怪物アーモンドでも12.0に落とすのがこのラップ走のミソで、まさに肉を切らせて骨を断つ。
巷では今の馬場では前が止まらないなどと言われているが、それに関しては一部否定する。
正しくは今の馬場で条件レベルの馬で直線勝負になると前が止まらない。
つまり、ダンビュが想定どおりの5ハロン戦に持ち込んでくれるのなら、ラスト1ハロンは確実に12秒台のレースになると思っていて、
ズバリ狙いたい馬は11秒台のラップを長く維持でき、ラストまで落とさず伸びてこれる馬。
持続力重視のキレ軽視
というわけで、キレ特化の人気馬をバッサリ切ります。
その馬がこちら
逆に持続力に優れた穴馬がこちら
あとは、枠順確定後に陣営コメントや最終追いなどもろもろを含めて複合的に判断取捨選択していくとこととなります。
以上です。