「権威と格」が問われる近年のジャパンC
【近5年傾向Pickup】
・前走が今秋の芝G1レース出走馬か、今秋以降の芝G2レースで5着以内の好走馬(過去5年で3着以内に好走した15頭全馬が該当)
・特に近年は、前走の上がり順位が3番手以内か、前走芝G1レースで3着以内(過去5年で4人気以下で馬券に絡んだ8頭中6頭が該当)
・菊花賞、天皇賞春、阪神大賞典の3000m超重賞で3着以内に走った実績を持つ馬が穴をあける(過去5年で4人気以下で3着以内に好走した8頭中6頭該当、2013年7人気2着デニムアンドルビーも、当レース好走後に阪神大賞典で2着)
・牡馬は、グレイソヴリン系、ノーザンダンサー系、ロベルト系、ダンスインザダークといった重厚な血統馬が穴をあける(過去5年で4人気以下の牡馬で馬券に絡んだ7頭中5頭該当)
・ディープインパクト産駒は毎年期待値が高く牡馬も走るが、特に牝馬のディープインパクト産駒の激走目立つ(15年4人気1着ショウナンパンドラ、16年1着ジェンティルドンナ、同2着デニムアンドルビーなど)
・基本的に、斤量に恵まれる3歳馬、牝馬は有利(過去5年で2勝、うち3年で連対、2013年は牝馬のワンツー決着)
・内枠有利も定石、特に1枠(1枠1番は3連勝中、過去5年で1枠は合計6頭が複勝圏内に好走、一昨年はワンツー)
【総括】
「前走が秋以降の芝G1レース出走馬」or「前走が秋以降の芝G2レースで5着以内馬」
近年5年のジャパンCは、上記に該当しない馬の複勝圏内好走例はなし。
また、過去10年のジャパンCにおいて、単勝1番人気馬が4着以下に凡走した例は、2011年のデインドリーム(6着)と、2014年のジェンティルドンナ(4着)2頭のみ。
前者は過去10年を遡っても、好走例のない欧州からの遠征馬。
後者は、ジャパンC3連覇を目論むも、直線で進路が塞がり、不完全燃焼の内容で僅差4着。
この2頭を除く、過去10年のジャパンCにおける単勝1番人気馬は全て複勝圏内に好走しており、その信頼度は極めて優秀。
この近走ローテや、単勝1番人気の安定感を踏まえれば、その名の通り近年のジャパンCは、日本で行われるG1競走の中で、最も「権威と格が問われる一戦」とも形容できるでしょうか。
まさに、JAPANの名に相応しい競走馬が、小細工なく好走する。
この辺りが、近年のジャパンCにおける最大の焦点となります。
以上を踏まえて推奨馬は、※※※※です。
ジャパンC(G1)の推奨馬及び展望の全文はコチラのページからご確認いただけます
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