ヴィクトリアM(GⅠ)の 追い切りを考察しました。

トレセン 馬場状態 5/13(水)
美 浦坂路(良)・南W(良)
栗 東坂路(良)・CW(良)

 出 走 馬:18頭
 水曜映像数:17頭
ラヴズオンリーユー【B】

栗坂:馬也
 >>54.8-39.3-25.3-12.4

  馬場の真ん中付近を馬也単走で淡々と。キビキビ動けており特に悪い面は見当たらない。元々気が勝ったタイプなので落着きがあるのは良い。只、反応の稀薄さは感じ、過去では中距離メインで使われた馬が今年初戦がマイルGⅠ戦。割引は必要であろう。

ビーチサンバ【B】

栗CW③:馬也 
 >>80.5-65.2-50.6-36.8-12.2 

  馬場内めを単走馬也。時計は内を周ってのもので当馬なら特筆でもない。坂路からCWコースに換えてきたが、マイル中心の3歳春迄はCWメインの追い切りだったので問題なしだが、坂路追いで結果が出ずのCW戻しなら要割引。只、当馬はCWの方が伸び伸びと走れておりコース追いの方が合ってるだろう。フォームはか4歳になり硬さは出てきた。好枠を引き、枠での注文は付かず当馬の地力が試される一戦。

シャドウディーヴァ【B】

 南W⑥:併せ馬也 
 >>67.4-52.8-38.8-13.1 

  追走から直線は僚馬の内を併走。徐々に加速したが手応えでは見劣る。手綱を短めに持ち併走で折り合いに気を付けてたのが窺がえるが、その割に並んでグッとくる面が見られなかった。大幅に外を周った僚馬に脚色が見劣ったのも割引。

シゲルピンクダイヤ【C】

栗坂:併せ馬也 
 >>55.4-39.7-25.3-12.5 

  僚馬左、外ラチ1頭分空けた所を併走。気勢は不足しているせいか、活気が感じられない走り。故に最後の坂でも伸びを欠く。元々バランスの悪い走りではあったが活気が感じられないとなると大幅割引。

プリモシーン【B】

南W③:併せ 
 >>82.5-66.6-51.9-38.0-11.4 

  追走から僚馬の内で直線はクビ差追走。手控え直線で僚馬が加速すると、それに合わせ手綱を離し域に加速した。気勢豊富は窺えるが、稍掛かり気味な印象。この勝気な面が長所であり短所でもあるのだが、加齢によりその傾向が強まってきてるので、直線で伸びを欠く印象が強い。好枠利し巧く立ち回れればあるいはだが。

トーセンブレス【B】

南W:馬也 
 >>-12.1(霧の為計測不) 

  濃霧の為正面のみでしか確認できないが、悪い感じではない。只、特筆ものでもなく、以前から可もなく不可もなくといった馬なので。

ダノンファンタジー【B】

栗坂:馬也 
 >>57.6-40.7-25.7-12.5 

  向かって手前ラチ沿いを単走馬也。掛かり気味で上がりラス1では活気のある動きで登坂。前進気勢は豊富に見えるが、全体時計を見ると4Fー3Fの時計が遅い。折り合いが付いたと見るより、引っ掛り過ぎて制御された分と考えるのが妥当であろう。総合的に判断すれば良い印象は持てない。

ディメンシオン【ー】

 出走取消 
 

 

セラピア【B】

栗坂:併せ馬也 
 >>51.8-38.2-24.1-12.2 

  曲過ぎ僚馬の後ろに置き、左に出して真ん中寄りを登坂。終始フラフラし終いは見せムチで修正し真っ直ぐ走らせる。あわや僚馬と接触する程ふら付いており、四肢の動きも全く見栄えはしないものの、あれだけふら付いてるのにラス2F時計には唖然。能力は確かなのだろう。恐らくハナに行きたい馬だし、ラチ沿い走れれば一発もありそうだが。

メジェールスー【B】

栗CW⑦:馬也 
 >>51.2-36.5-11.5 

  馬場の稍外めを単走で終い気合いを付けられ脚を伸ばす。活気はあり、馬体は締っており見栄えするものの、首が使えておらず下半分で走っている。ちょっとG1では物足らない動き。

サトノガーネット【B-】

栗坂:馬也 
 >>53.5-38.9-25.4-12.7  

  馬場真ん中を単走で淡々と。ラス1でムチを抜かれて暫くして手前を換え登り切る。道中何かをきにしてかしきりに頭を振る面が。気勢に乏しく集中力にも欠ける。

アーモンドアイ【B】

南W⑥:併せ馬也 
 >>64.1-49.6-36.5-12.4 

  大幅な追走から三頭併せの内。直線では徐々に加速し先行く2頭を3/4馬身追い駆ける形で、徐々に差を詰め併走し同入。今更ケイコの動きでとやかく言っても仕方ない程の馬だが、併走で押しても尚差を縮めるのに時間を要し、動きからしても之迄のG1戦に比べ動きに精彩を欠く印象が若干ある。前哨戦に近い動きで評価としては落ちる。それでもこの面子では一枚抜けてるので。多少馬場が渋れば突き抜けるだろう。

トロワゼトワル【B】

栗坂:一杯 
 >>54.4-39.4-25.3-12.3 

  道中頭を上げて走っており、手綱を手控えていた事が解る。ラス1から仕掛けられ一杯に終われるも反応は鈍く伸びはジリジリ。折り合い面に難のある馬だけにこんなものだろう。時計は若干物足りず。

スカーレットカラー【A】

栗CW⑥:馬也 
 >>66.0-50.4-36.9-12.1 

  馬場の真ん中辺りを馬也単走。通ったコースを考慮しても馬也で此の時計は秀逸。元々四肢の硬さがあるものの、目一杯に使いダイナミックなフォームで走れている。2歳時から見て来てる馬だが今が絶好調期ではないだろうか。昨年の府中牝馬Sの内容は強く、それに勝るとも劣らないデキ。状態に首を傾げる馬が多い中、一際目立つ動き。

アルーシャ【B】

南W:馬也 
 >>-12.4(霧の為計測不) 

  正面だけの映像だが、四肢が良く伸びリラックスした雰囲気では走れている。ただ、瞬発力はあまり感じられない走りではある。初めて見る馬で正面だけの映像で評価はし辛い。

ノームコア【B】

南W:馬也(濃霧の為計測不) 
 >>-11.6 

  正面だけの映像だけに判断し辛いが、四肢が良く伸びて動きとしては悪くなく、スピード感もあので状態は良さそう。只、前走が後方競馬から全く伸びなかった様に、一年を経たこの舞台が合ってるのか否かは疑問。多少でも馬場が渋ればバッサリでいいだろう。動きとしては悪くないが、正面だけの映像だけに評価は控える。

コントラチェック【B】

南W:馬也 
 >>-12.1(濃霧の為計測不) 

  正面だけの映像。四肢を一杯に使い活気のある動きが出来ていて、いつも通り。状態は良さそう。ただ、気難しい面が強く、過去走より降雨もだめっぽい。外枠に納まったとなると無理に前行くか、脚質転換で後ろからいくかになるが、どちらにしてもG1では厳しい。評価は控える。

サウンドキアラ【A】

栗坂:馬也 
 >>51.6-37.7-24.6-12.3 

  真ん中稍内めを馬也単走。安定したフォームで真っ直ぐに登坂した。活気のある動きでキビキビ。状態は問題なさそう。先行して折合いを欠かず抜け出しが王道パターンな馬で、一線級と当たるのは初だし大外枠は厳しい所。それでも近走の安定した成績とデキで好走はするだろう。


 アーモンドアイの参戦により、例年よりメンバーが揃った感のある当レースも、美浦は濃霧の為に映像により状態の判断がし辛かったのは残念。週末、台風の影響で前線を押し上げた雨予報もあり、天候と馬場は気にした方が良さそう。

 状態に疑問符が付く馬や、ここが叩き台に感じる馬が数頭いて、波乱含みになりそう。

良く見えたのは、スカーレットカラー、サウンドキアラ

最終追い切り良く、
抑えたい穴っぽい馬はコチラ
 

(左に1頭[100位前後]、右に1頭[5位前後]ランキング紹介文に記載。)
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 ※ 5/15 送信済み

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