■第71回 朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)

欧米ではクラシックレース体系の確立に伴い、1786年にイギリスのニューマーケットを皮切りに2歳馬競馬が開催されたのに対し、中央競馬では1946年秋の東京競馬場で初めて2歳馬競走が行われた。その後、各地の競馬場でも2歳馬競走が行われるようになり、1949年には関東地区における2歳(旧表記3歳)馬のチャンピオン決定戦として「朝日杯3歳ステークス」が創設され、2013年まで中山競馬場を舞台に行われていた。距離については、創設時の芝1100メートルから1959年に芝1200メートルに延長され、1962年以降は現行の芝1600メートルに定着している。なお、2014年に本競走は競走内容のより一層の充実を図る観点から、開催場を阪神競馬場へ変更された。

なお、馬齢表示の国際基準への変更に伴い、2001年に競走名が「朝日杯フューチュリティステークス」に改称された。競走名の「フューチュリティ(Futurity)」とは、「未来」「将来」を意味する英語。
※上記JRAレースの歴史より抜粋

阪神11R
第71回 朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)
砂短(satan)

阪神 2歳 GⅠ
11R 第71回 朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)
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157 ①ジュンライトボルト
147 ②ビアンフェ
143△③ペールエール
130 ④トリプルエース
129△⑤マイネルグリット
151△⑥サリオス ※1着
146 ⑦ウイングレイテスト
158△⑧タイセイビジョン ※2着
149 ⑨グランレイ ※3着
158◎⑩エグレムニ
109 ⑪カリニート
168△⑫レッドベルジュール
158 ⑬プリンスリターン ※5着
172 ⑭タガノビューティー ※4着
146 ⑮メイショウチタン
180 ⑯ラウダシオン
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※上記左列の数値は砂短指数(参考データ)
※砂短指数についてはこちら

かつてはダービーの登竜門と称された2歳チャンピオンホース決定のマイル戦。
現在は阪神コース開催。中山ホープフルS(GⅠ)への選択肢、クラブ所有馬の関係の思惑も手伝い、より地元関西色、マイル路線を意識した構図が鮮明になりました。
今年の下馬評1番人気は関東馬でクラブ所属馬。
無敗で重賞制覇、世界の名手を用意した周到ぶりは予防線を張った会員向けパフォーマンス?。
先ずはこちらからデータを吟味してみたいと思います。
本日も宜しくお願いいたします。

6回見直しも◎が打てない午前3時。
どのファクターからも、純粋な能力評価、ポテンシャルからも今ひとつ。現在のトラックでどんな流れでも対応出来そうな該当馬は皆無です。
客観視する限り、トラックバイアスはそれなりに顕著なデータ。完成度評価と共に展開決めうちで結論といたします。

砂短(satan)の◎本命馬は「エグレムニ」。砂短指数5位、能力指数は7位です。
能力指数評価は上位大混戦。1位~10位まではほぼ横並びで、前述の通り、完成度、コース、距離適正評価で取捨選択となります。

重賞路線組とは異なり夏の小倉、休み明けの前走は余裕残し、距離延長もこなし、地味ながらも2勝目を手にしています。
異なるペースでも、屋根が変わっても崩れない実績は同馬の完成度を評価するには十分で、問題の距離、コース適正は全てアベレージ以上。
父母系共に距離適正は抜群で距離延長も問題なしの見解です。
厳しいペースにも耐えうるバックボーンも持ち合わせており、有力馬が嫌う展開は寧ろ歓迎。
連軸推奨といたします。

他に面白そうなところでは「ペールエール」「マイネルグリット」。
共に先週の阪神JF(GⅠ)様な肉弾戦向きの背景。本命馬同様に完成度も高く、次点の評価といたします。

「サリオス」は初の輸送、多頭数、右回りも然ることながら、父系のコース、距離適正に減点材料。
スロー一辺倒から経験した事無いペース。一旦下げるであろう脚質も脆さを露呈する可能性は十分です。
良く見積もっても予測連対率は30%弱、連下の評価といたします。

推奨馬の予測勝率は25%、予測連対率38%と信頼度はやや低め。
予測回収率は68%と本命サイド示唆ですが、同馬は現在13番人気。妙味十分の見解です。
指数傾向からの馬券セオリーは、単勝。馬単マルチ、三連単複がおススメですが、現在の人気よりワイドもそれなりに効果的です。

その他馬券圏内は「ペールエール」「マイネルグリット」「サリオス」「タイセイビジョン」「レッドベルジュール」で、それぞれ連下の判断です。
買い目につきましては以下掲載いたしますので、よろしければ参考にしてみてください。


【単勝】
1頭目 ⑩

【ワイド/馬複/馬単マルチ】
1頭目 ⑩
2頭目 ③⑤⑥⑧⑫

【三連単複】
1頭目 ⑩
2頭目 ③⑤⑥⑧⑫
3頭目 ③⑤⑥⑧⑫


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