YASUの小心馬券 【前哨戦・有力馬検証】フェブラリーS | YASUの小心馬券

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【前哨戦・有力馬検証】 

フェブラリーS

 

令和最初のGⅠレースがいよいよ行われます。王者クリソベリル・ゴールドドリームは新設された世界最高賞金のサウジCへ、チュウワウイザード・オメガパフュームも登録がなく、ダート王決定戦としては飛車角落ちという気もしていますが、そんな中央馬の間隙を突くように、地方馬の登録が4頭と例年にない様相、ダート界の超新星モズアスコットも加わり馬券的にも興味満載の楽しみなレースとなりそうです。

 

【前哨戦・ステップレース】

過去5年の結果から馬券になった馬がステップレースと選んだのは・・、

根岸S・東海S・東京大賞典・チャンピオンズCの4レース、先ずはこの4レースの検証から始めていきましょう。

 

・根岸S

2019年:ユラノト2着

2018年:ノンコノユメ1着

2017年:ベストウォーリア2着・カフジテイク1着

2016年:モーニン1着

目下4年連続で馬券になっている馬を輩出しているレース、しかし好走している馬しか来ていませんね、流石に中央が誇るダート最高峰のレースですね、今年の該当馬からはモズアスコット・スマートアヴァロンというところでしょうか。

 

※:初ダートで出遅れる不利にもめげず差し切ったモズアスコットの強さが特に目立ったレース、先行勢に厳しい流れで展開も向いたとは思うが、引き続きルメール騎乗で人気でもやれそうだ、芝の安田記念勝利がありマイルはこなしているが、本質的には1400Mがベストで距離に不安を残すが今回の相手ならチャンス充分とみる。

スマートアヴァロンの好走は展開向いた事が大きいも、確実に一級の末脚を使うので流れ次第で圏内への注意が必要も賞金的に出走自体が微妙・・・。

このレースで少し気になったのは、先行勢が壊滅したレースで直線早めの仕掛けで勝ちに行く競馬で頑張っていたワイドファラオ、着実に成長を感じる、5着と傾向とはズレるがオッズ次第では馬券に加えるのも一考か。

根岸S組からの注目馬はモズアスコット・スマートアヴァロン・ワイドファラオ

 

・東海S

2019年:インティ1着

2016年:アスカノロマン1着

2015年:コパノリッキー1着・インカンテーション3着

根岸Sに比べるとステップレースとしては若干劣る印象を受ける・・・、同じ左回りでもコース適性も重要なファクターという事だろうか。

ここからも馬券内確保した馬の好走歴しかなく基本なのだがGⅠレースは強い馬が勝つという事を改めて思う事ができる。

今年の該当馬はヴェンジェンス・インティの2頭。

 

※優勝したエアアルマスは骨折判明で出走敵わず残念だったが、3着のインティのレース振りに少し驚かされた、逃げてナンボと思っていた同馬が中団からの競馬・・・、逃げ争いで本番への消耗を避けるかのような競馬をしてスローを捲る脚で差してきた内容は気性面の進境と取り、本番に活きるのか判断に迷うところだ。昨年勝利した勢いは確実になく、差す脚もエアアルマスには離され、ヴェンジェンスに差されたようにGⅠレベルの末脚とは言えず、好位差しをするようなら馬券内も危ないのではないか・・・。

相手が弱化しているので能力上位とはいえるが逃げ戦法をとってもドリームキラリの存在が嫌な材料だ。

スローをきっちり2着まで押し上げたヴェンジェンスには底力を感じる。7歳馬ながら今年のメンバーならチャンス充分の能力は付けてきた。

この馬にとって不安材料は東京コース、捲り脚というコーナーで速い脚を使える同馬の長所が不要なコースで少なくともプラス材料ではない。

傾向には該当しないが、このレースで印象に残るのは、5着のキングズカード、直線だけの脚力で5着に追い込んだ末脚はヴェンジェンスより東京向きともいえ、流れが速くなれば一気に台頭してきてもと思わせる。

東海S組からの注目馬はヴェンジェンス・キングズカード

 

・チャンピオンズC

2018年:ゴールドドリーム2着

2017年:ゴールドドリーム12着

2016年:ノンコノユメ2着

2015年:ベストウォーリア11着

ステップレースと呼べるのか?少し疑問の湧く上記の結果、昨年以外毎年馬券になっているとはいえ、名前を見る限り名うての東京ダートマイル巧者で、そもそもこのレースもGⅠだ・・・、求められる適性がやや違うGⅠなので、ここの結果はあまり気にしない方が良いのかもしれません。

このレースから直行してくるのはタイムフライヤー、お忘れかもしれませんが芝のGⅠ馬、同レースはこのフェブラリーSよりも相手が強力でスローを直線ヴェンジェンスと同じ脚追い込んだ末脚は魅力的です。

東京マイルは中京1800よりも同馬の適性にフィットしそうで、ヴェンジェンスと同じくらいの評価をしても良いと考えています。

現状、人気の盲点になっており注目したいのですが鞍上がまさかの

あの人・・・、ここまでやられてくると私のM適性が発揮され応援したくなってきました(笑)。

チャンピオンズCからの注目はタイムフライヤー

 

・東京大賞典

2019年:ゴールドドリーム2着

2018年:インカンテーション7着

近5年からは、上記2頭だけで、チャンピオンズC同様にステップレースと呼ぶにふさわしくない東京マイル巧者2頭ですが、少し遡ると、エスポワールシチー・ワンダーアキュート・バーディバーディ・サクセスブロッケンなども輩出しており、川崎記念同様に地方統一GⅠ組からの参戦は侮れません。

ここでは、東京大賞典・川崎記念の両レースを検証していきます。

東京大賞典からは、ノンコノユメ・モジアナフレイバー・ケイティブレイブの3頭が登録してきました、オメガパフュームに敗れはしたが2着のノンコノユメ・3着モジアナフレイバーと地方馬の善戦・・・、強さが目立ったレースとなりました。何せ4着は少々、衰えを見せ始めたといえ古豪ゴールドドリームだったのですから、

今年の相手なら久々に地方馬が馬券に絡む事も現実的かもしれません。特にお勧めしたいのはモジアナフレイバー、4コーナーで見せた反応の良さは砂の軽い東京で更に鋭さが発揮されそうとみています。距離も2000Mよりマイルが良さそうで、注目しています。逆にノンコノユメは年齢を重ねて、鋭さよりもタフさが売りになってきた印象、最後まで持続脚をみせてオメガに詰め寄った内容から今のノンコは決して東京マイル向きではないと感じました。

川崎記念からはデルマルーヴル・ミューチャリー・ケイティブレイブの3頭が登録しています。チュウワウイザードの強さばかりが目立ったレースとなりましたが、個人的には4着のミューチャリーが気になります。

鋭い末脚を武器に後方から差す馬がよもやの先行策で、敢然とチュウワウイザードに勝負を挑んで行った結果、最後にデルマルーヴルに差された内容を評価したい。距離短縮や東京の砂は鋭さを活かせる同馬にとっては適性ありと思うし、出走かなえば穴馬券の使者になると踏んでいます。デルマルーヴルにマイルはやや短い印象を持っていますが、持てる才能は今年の相手ならと思わせるものがあります、消耗戦の流れになる可能性は低いと思いますが、オッズ次第で馬券に加えてもという評価はしておきたい。

東京大賞典・川崎記念組からの注目馬はモジアナフレイバー・ミューチャリー

 

有力馬と目されている中に、過去傾向に当てはまらないステップで挑む

馬が居ます・・・、アルクトス・サンライズノヴァ。

先ず、アルクトスですが、東京ダートマイルは条件戦ながら4戦4勝、プロキオンS勝利と南部杯2着のGⅠ実績がり人気も仕方がない気がしていますが

相手レベルが重要なステップレースと比較して微妙な気がしています。

南部杯で破ったゴールドドリームは盛岡適性に疑問がある馬でもあり、プロキオンSの2着馬ミッキーワイルドは根岸Sで底を見せた印象もあります。相手なりに走れる能力を加味しても抑えまでの評価が妥当かもしれません、現在想定では③人気ですが、このままの人気なら危険視するかもしれません。

サンライズノヴァに関しては、私自身一度、能力の減退を唱えた馬・・・、

近走は地方騎手マジック?で先行策がとれるようになり、鋭さの減退をカバー出来るようになってきましたが、一度見切った馬をGⅠで馬券に入れるのは抵抗を感じてしまいます・・・。