秋華賞 2021 注目馬

2021年10月14日木曜日

重賞分析

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秋華賞 2021 注目馬

ソダシ

G1は桜花賞を含む2勝をあげている。オークスでは折り合いが難しく距離の壁を露呈したが、続く札幌記念では難なく折り合いをつけて古豪ラヴズオンリーユーを競り合いの末に下し、いよいよ完成形の域に到達しつつある。クロフネ産駒は当コースの重賞クラスでは切れ負けする形で苦戦中だが、前走レース内容を見る限り肉体面だけでなく精神面も含めて地力強化を感じたし、先ほどの血統データ該当馬にはG1馬はおらず、そこに当てはめて見れるレベルの馬ではないので、血統的な価値観だけに縛られて過小評価するのは得策ではなく中心的な扱いをするべき馬だろう。

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桜花賞3着、フェアリーステークス&紫苑ステークス勝ち馬。オークスは折り合いが許容範囲だったのに上りで本来の伸びが出せなかったレース内容からして距離が長かったとみるのが妥当だろう。前走の紫苑ステークスはオークスから400m短縮して少し上りの精度を取り戻し危なげなく抜け出したことから2000mまでは守備範囲とみてよさそう。馬格のあるキズナ産駒は好走例が多いコース。特に牝馬だとマーメイドステークスをシャムロックヒルが、忘れな草賞をステラリアが勝っているように上級条件でも好走が目立っているので血統的にも楽しみがある。想定のルメール騎手はこの馬で未勝利~フェアリーステークスを2連勝しているので、その手綱さばきにも注目したい。

アールドヴィーヴル

週末が雨予報だったのでピックアップ。新馬戦の不良馬場でのパフォーマンスから道悪巧者と言えるし、血統背景的(母イサベル、母スカーレット、母グレースアドマイヤの産駒のデータを参照)にも道悪馬場で決定力がアップする傾向もある。特に重以上に馬場が渋ってくれると期待感が増す。

ステラリア

クイーンカップはスタート直後に躓いて後手を踏み流れに乗れず、直線では外を回して脚を伸ばし勝ち馬のアカイトリノムスメとは0.3差の6着だった。チグハグな内容だった中でオークス2着馬と差のない競馬をしており力のある所は見せている。続く忘れな草賞(今年の秋華賞とは同コース)ではクイーンカップで先着を許したエイシンヒテンをきっちりと差し切り前走の借りを返した。前走のオークスは輸送の影響かスタートしてすぐに折り合いを欠き道中はずっと力んで走っていたためこの馬本来の脚がたまらず不完全燃焼に終わってしまった。今回は長距離輸送はなく力強く坂を駆け上がり強い勝ち方をした忘れな草賞と同じコースということで変わり身があっても不思議ではない。好走を演じてきたレースの相手関係から想定オッズのような低人気になることはないとは思うが妙味はそこそこつくと思うのでどのくらいのオッズになるのかも注目したい。

アカイトリノムスメ

オークス2着馬。そのオークスでは直線でソダシが抜けた直後から外に出すイメージだったように見えたが、ソダシが苦しくなったためスムーズに外に誘導できず内に切り込み脚を伸ばす。ただ、当日は外の方が伸びる馬場だった分だけユーバーレーベンの後塵を拝する形になってしまった。外に出して併せていればもう少しきわどい勝負になっていた可能性はあったか。デビューから唯一馬体を減らしたのが長距離輸送のある桜花賞というのと、馬格が小さく阪神の直線の坂を駆けあがる時の力強さが物足りなく見えたのは気になるところ。そのあたりが改善出来そうかどうか、ひと夏越しての成長ぶりがどこまでかがカギを握りそう。

ユーバーレーベン

オークス馬。阪神JF1600→フラワーC1800→フローラS2000→オークス2400と徐々に距離を伸ばすローテーションで、オークスまでの3戦すべてがもう少し距離があればというような、しぶとい末脚を前振りのように見せてのオークス制覇だったので今回の内回り2000mは、この馬にとってはやや距離が足りないイメージがある。開催2週目の馬場よりも開催が進んで少しでも時計がかかるであろう次走エリザベス女王杯へのたたき台の可能性まであり状態面は要注意。また阪神JF時の長距離輸送で-14kgと馬体を減らしていたこともあるので今回の馬体重変動もチェックしておきたい。あと、デムーロ騎手との相性が良い血統でもあり兄マイネルファンロンでは12人気で新潟記念を制している。デムーロ騎手はゴールドシップ産駒とも非常に手があっていて、芝通算で 5-3-5-6 単回値126 複回値128 の好成績(2000m以上に限定するとさらに精度アップ)を残しており、中長距離レースにおけるスタミナ管理能力の高さは強調すべきで、2000mは守備範囲でもあるのでここでもケアは必要ではあるが、やはりエリザベス女王杯の方がより狙い目のような気がしている。

以上「秋華賞 2021 注目馬」でした。

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