【2021年おわっっ厩舎】1/24 ルージュアリュール 1着

こんにちは。おわっっ(@rk_owaaa)です。

 

2021年1月24日(日)小倉5R

3歳新馬 芝1800m 鞍上 浜中俊

ルージュアリュール 5番人気 1着

 

遡ること3年。当時おわっっは一口馬主を始めて4世代目の出資を考えていた。そろそろディープインパクト産駒に出資してみたいおわっっは、その世代(2016年生まれ)でレッドアウローラ(母レジュールダムール)という女の子への出資を検討していた。先にレッドグラティアス(母サンクスアロットの16)に出資していた関係もあり、社台ファームへ上記2頭の牧場見学に行った事もあった。

結論を書くと、レッドアウローラへの出資は行わなかった。

2017年世代に関しても、ディープ産駒への出資は検討したが結局叶わず。この頃になるとディープ自身の体調に関して様々な情報が出てくるようになっていた。私の学んできた少ない知識と経験の色眼鏡に振るいを掛け、1頭の女の子に出資することを決めた。その3週間後の2019年7月30日。英雄は旅立った。

抽選になってしまったが、見事に当選。縁あっておわっっ厩舎の2018年世代として頑張って貰うことになったのがルージュアリュール(母ジョリージョコンド)だ。

 

前置きが長くなってしまった。巷でのシンプルなイメージだと「ディープ産駒=走る」と考えて問題ないだろう。そんな淡い期待を持ちつつその成長更新に注目する日が続いていた。

そして2020年12月27日、阪神競馬5R 芝1400mでデビューする運びとなった。しかし、、

右前脚のフレグモーネで出走取消。一旦仕切り直しとなってしまったが、幸いなことに症状も軽く、すぐに完治。乗り込みもすぐに再開された。その後は水曜と週末にそれぞれ時計を出して順調に調教をこなして来た。

レース週中のコメント。

01.20 : 栗東:松永幹夫厩舎
本日は坂路で追い切りました。
坂路 54.8-40.0-25.7-12.8 強め
アレトゥーザ強めに0.1秒先着

松永幹調教師「輸送がありますし、確実に出走できる状況にもないので終いだけ伸ばしましたが、後ろから追い掛けて先着しました。体重の軽い見習いジョッキーが乗った併走馬に先着したのは価値があると思います。ここにきて自分からハミを取るようになるなど気持ちが乗ってきたようですし、手応えにもまだ余裕があって、もうひと伸びできそうな雰囲気もありました。しっかり乗り込んで態勢は整っているので、デビュー戦からいい走りを期待したいと思います」
※1月24日(日)小倉5R・3歳新馬(芝1800m)に浜中俊騎手で出走を予定しています。想定からは除外の可能性があります。

01.21 : 栗東:松永幹夫厩舎
本日は角馬場で調整しました。
助手「今朝は角馬場でハッキング調整をおこないましたが、適度に気持ちが入っていて、体の使い方やハミの取り方も悪くありませんでした。馬体重は運動後に計量して422キロ。先週から2キロ減っていますが、見た目に細くなったということはありません。飼い葉もこの馬なりに食べているので、輸送さえクリアしてくれればこれ以上大きく減ることはないと見ています。出走取消があってここまでお待たせしてしまいましたが、そのぶん乗り込んで良さも出てきたので、先々まで楽しみが持てる内容、そして結果が出ることを期待しています」
※1月24日(日)小倉5R・3歳新馬(芝1800m)に浜中俊騎手で出走します。

更新では度々”非力”というワードが出てくるアリュール。仕切り前の阪神1400mより小倉1800mの方が、ペース的にも直線の坂に関しても好転したと思ったのでシンプルに期待しか無かった。後は輸送でどれだけ減ってしまうか。

 

レース当日。出先だった事もありグリーンチャンネルWEBで確認。馬体重は420kg。

パドック解説からは「少し硬く見える」と言われてはいたが、あまり悲観はせず。むしろ雨上がりの2週目小倉芝。丁度良いのではとさえ思えたほど。

 

レース。大外8枠16番からの出走。前日からの雨で重馬場となっていた小倉芝。雨は完全に止んでいたので、少しずつだが乾き始めていた頃だろう。その中で比較的馬場の良いところを選択できる大外は新馬戦、小柄な牝馬としては絶好枠になった。

好スタートからニュートラルで外目中団前を確保。走法に元気さを感じる。600m通過が38秒くらい。馬場を考慮しても遅い。向正面淡々と進む中、残り800mのハロン棒を通過する前に2つほどポジションを上げる。鞍上の好判断だろう。3コーナーで外4番手。外々を走ってしまうが雰囲気は非常にスムーズ。前目に付けていた馬たちのアクションとは対照的だった事も有り、「これは、、本当にイケるのでは」と淡い期待を持ち始める。
4コーナー、鞍上がゴーサインを出す。直線大外となり併せ馬で上がっていく、鞍上の左ムチが2発3発と入ったところで先頭は射程圏。見せ場は更にここから。先頭に並びかけたところで再度左ムチが入った途端、走法が変わる。首がグッと下がり、地を這うようなフォームに変わる。そのまま先頭に踊り出て、後続に1馬身差を付けた所でゴールイン。嬉しい新馬戦勝利となった。

おわっっ厩舎としては初出資だったレッドリュンヌに次いで2回目の新馬戦勝利。おわっっ自身2018年11月4日のレッドエレノア以来の勝利となった。最近はレースを走り切れれば御の字という状況も続いていて、あまり”勝利”に対しての心構えを持ち合わせていなかったが、流石に状況も相まってフワフワしてしまった。

 

以下、レース後のコメント

01.24 : 1月24日レース後コメント(1着)
松永幹調教師「おめでとうございます。体が小さくて非力な馬なので重い馬場はマイナスでしかないと思っていましたが、すごく上手に走っていたので正直驚いてしまいました。さすが血統馬ですね。浜中騎手は『追い切りに乗ったときに非力で頼りなく感じていたので、芝は合うと思っていました。スタートが速くて前向きなので外枠からでもいい位置で競馬ができましたし、外寄りを走れたこともよかったですね。体が成長してくれば楽しみです』と話していました。デビュー勝ちでこれからが楽しみになりましたね。このあとはトライアルへの挑戦も視野に入れてといったところですが、在厩期間が長くなっていますし、このタフな馬場を走ったあとなので一旦放牧に出して少し休ませたいと考えています」

調教師からも若干驚いたコメントにも受け止められる。420kgと小柄だが先が開けた事で余裕も生まれてくる。トライアルというワードも出てきて少し驚いているが、もし重賞であるならば私自身初めての重賞挑戦となる。まだまだ大きくなって、大きな舞台でその華やかな姿を再び魅せて頂きたい。

最後になるが小さい頃から育ち、慣れ親しんだ小倉競馬場で、自身の出資馬が、そしてその子があのディープインパクト産駒で、新馬戦で勝てたことは幸せ以外の何物でもないな、と実感しております。勿論その目で見たかったと言えば仕方ありませんが、またその時が来ることを願って、日々精進して行きたいと思います。

 

2021年のおわっっ厩舎【1-0-0-0-0-1】

 

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