【天皇賞秋2020予想】絶対に知っておきたい傾向から導く有力馬分析

どーもこんにちわ!K-BA LIFEの中の人です!

本日は天皇賞秋2020を予想する前に、絶対に知っておきたい傾向と、天皇賞秋の傾向から導く有力馬分析を紹介致します。

先週は、菊花賞!私の中では今年最大のお祭りでしたので、集大成でした!

とてつもないことですよね。

秋華賞では史上初無敗の3冠牝馬デアリングタクトが誕生し、菊花賞では史上3頭目、史上初父子無敗の3冠馬誕生という伝説の一日でした。

コントレイル3冠に伴って日本競馬は新しい時代の幕開けです。

父親のディープインパクトがつくった競馬ブームを作れるかもしれません。

さらにノーザンファーム生産馬ではないことが本当にすごい。

ノーザンファーム一強の時代に非社台系の育成牧場と生産牧場で無敗の3冠馬が2頭も誕生するなんて夢のようですね!

予想についてもBEST BUY検討委員会で紹介したアリストテレスも馬券にあり、秋華賞ではマジックキャッスルが馬券になり、非常に好調です!

また、有力馬分析において、秋華賞ではリアアメリア、菊花賞ではバビットを即切りできましたので、天皇賞秋でも人気馬バッサリいきたいですね。

現状、勝負レースのBEST BUYも重賞予想も共に単勝回収率100%超え、複勝率も共に45%超えですのでいい流れがきているかなと思います。

この勢いを元に、天皇賞秋もぶち当てたいと思います!

そして、今週の天皇賞秋は、ノーザンファーム勢力の筆頭、アーモンドアイとクロノジェネシスの2大女傑が出走ですね!

これは非常に楽しみな一戦ですので、しっかりと予想したいと思います。

天皇賞秋2020 特別登録馬

アーモンドアイ、クロノジェネシス、キセキ、ダノンプレミアム、フィエールマンは現役古馬勢力ではいいメンバーが揃いましたね!

去年並みのメンバーといってもいいでしょう。あまりにも揃いすぎて12頭立てという回避ラッシュは中々辛いですけど見どころ満載です。

 

馬名
アーモンドアイ ロードカナロア
ウインブライト ステイゴールド
カデナ ディープインパクト
キセキ ルーラーシップ
クロノジェネシス バゴ
ジナンボー ディープインパクト
スカーレットカラー ヴィクトワールピサ
ダイワキャグニー キングカメハメハ
ダノンキングリー ディープインパクト
ダノンプレミアム ディープインパクト
フィエールマン ディープインパクト
ブラストワンピース ハービンジャー

天皇賞秋2020 外厩情報

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天皇賞秋2020 予想する前に絶対に知っておきたい傾向

天皇賞秋はマイル実績馬が好走するレース

天皇賞秋はマイル実績馬が好走するレースであることは非常に有名です。

まずは、ラップを分析しましょう。

東京競馬場はぐっと中間ラップが緩んで長い直線のみ瞬発力で勝負するというレースになりがちですが、天皇賞・秋は上がり3ハロンも33秒台を求められ、なおかつ中間ラップが緩まないタフなレースになります。

つまりマイルレースのように中間ラップも締まったペースであるにもかかわらず、最後の末脚も速い脚を求められる持続力勝負になることがわかります。

このようなレースの流れになることが多いのは、マイラーが多数出走することで全体的にスピード寄りの競馬になることが非常に大きな要因でしょう。

また、天皇賞・秋がこのようなラップになる大きな理由は、マイラーが多数出走するからと言いましたが、競争馬の種牡馬価値がマイル+2000mのG1タイトルで飛躍的に価値が上がります。

そういう意味でも、天皇賞・秋はマイルのような流れになるので、中間ラップが緩んだ切れ味勝負のようなレースではなく、スタートからのスピードを持続させるレースになります。また、直線では過去5年で勝馬全て33秒の末脚を出してることから直線でのスピードも求められることになりますから、マイラーの活躍が多いのでしょう。

そういうレースなので、ここ数年でも特にマイル〜1800mの好成績馬は非常に多いです。

2019年 1着アーモンドアイ(VM、桜花賞)、2着ダノンプレミアム(朝日杯等)、3着アエロリット(NHKマイルカップ)

2018年 2着サングレーザー(マイルCS3着

2017年 3着レインボーライン(アーリントンカップ1着

2016年

モーリス 安田記念1着等多数

リアルスティール ドバイDF1着

ステファノス 富士ステークス1着

2015年

イスラボニータ 共同通信杯、毎日王冠等

ステファノス 富士ステークス1着

2014年

スピルバーグ 毎日王冠3着

ジェンティルドンナ 桜花賞1着

イスラボニータ 共同通信杯、毎日王冠等

2013年

ジャスタウェイ アーリントンカップ・安田記念1着

このようにマイル〜1800mで好走している馬には注目ですね!

天皇賞秋を目標とするローテーション馬に注目

古馬の中長距離路線で勝利している馬は、秋の天皇賞をジャパンカップや香港国際や有馬記念のステップレースとして活用し、仕上げ方もそこまでですが、春に安田記念を勝利したモーリスのようなマイルG1を勝利した馬は種牡馬の価値を高める為に、このレースを本気で勝ちにいきます。マイルG1馬が天皇賞・秋を勝利したら一気に種牡馬の価値が上がるということは上述の通りです。その為、ジャパンカップや有馬記念や香港国際競争のステップレースなのか、それとも一戦必勝の仕上げなのかを見極める必要があります。

また、この天皇賞・秋で初G1という馬が多いのも、この仕上げ方が大きな理由となります。

秋のの古馬チャンピオンローテーションの一発目で空き巣感がありますので、初G1がこのレースという馬は仕上げに抜け目がないこともあり好走が多くなります。

代表的な例はカンパニーやジャスタウェイでしょう。他にも近年は下記のように国内G1未勝利馬の成績が目立っております。

2017年 レインボーライン3着

2016年 リアルスティール3着

2015年 ステファノス2着

2014年 スピルバーグ1着

2013年 ジャスタウェイ1着

2011年 トーセンジョーダン1着

2010年 ペルーサ2着

このようにG1でも未勝利馬が好走するのは、ジャパンカップ、有馬記念を狙って仕上げ途上の馬と天皇賞・秋を狙った馬との実力差が埋まるレースになります。

また、アーモンドアイやレイデオロやダノンプレミアムのように叩きタイプではなく一戦必勝系の馬が休み明けのフレッシュな状態であることも近年の競馬では見逃せませんね。

欧州系の血統を狙い撃ち

天皇賞・秋は、マイラーがよく来るという説明をしたり、タフなレースとなるといったり、一体全体なんやねんという想いをされている方も多いと思います。そういう意味でも血統的に整理すると欧州系の血統でマイル〜1800mの距離に実績ある馬に注目したいです。代表的な例は、モーリスです。

モーリスは安田記念やマイルCSも勝利しているスピードのまま天皇賞・秋もライアンムーアを背に圧勝した名馬です。その血統はディープやキンカメといった日本の主流血統ではありません。

父のスクリーンヒーローはロベルト系、母父カーネギーはサドラーズウェルズ系であり、母メジロフランシスはフランス血統です。

このようにマイル〜1800mで好走するスピードを持ちながらも欧州系の血統が色濃い馬に天皇賞・秋は注目する必要があります。

代表的な血統にはグレイソヴリンがあります。

過去でも数えるとキリがないくらいにサンプルがありますが、紹介します。

2019年

2着 ダノンプレミアム 母は欧州系の繁殖牝馬

2018年

1着 レイデオロ 母系は英国の王族血統

3着 キセキ トニービン

2017年

2着 サトノクラウン 父マルジュ

2016年

1着 モーリス 母系はフランス血統

こうしてみると、タフな持続力戦になるのでロベルトの血統も目立っていることがわかります。

大きな括りで欧州系の血統に加えて、ロベルト持ちが天皇賞ニックスと言えるでしょう。

天皇賞秋2020 有力馬分析

アーモンドアイ

言わずと知れたクラシックディスタンスのワールドレコーダーで日本競馬最強馬がいよいよ8冠に王手なるか!?

昨年は池江調教師をはじめとした陣営も、「化物みたいな馬がいるから」と半分ギブアップ宣言してましたが、年を取るにつれてだんだんわかってきましたよね。

買えるかどうかは、パンパンの良馬場かどうかに尽きます。

昔は渋った馬場でも問題ないおもっておりましたが、有馬記念や安田記念で見せた敗戦で分かったキャラクターは、鬼のように脚が速い女の子。

5歳になると走りにくい馬場では露骨に走らなくなってきていますので、稍重の安田記念、良馬場といいながら上りのかかる冬の中山と負けています。

異次元の強さを誇ったレースは全て時計が速い馬場であることも特徴です。

傾向とかなんとかではなく、アーモンドアイが走るかどうかは高速馬場に戻るかどうかに尽きます。

先日までは雨が非常に多く、馬場もタフになっておりますので、正直昨年よりも万全とはいいがたいです。

Bコースに変わりますし、少しでも晴れることを祈るのみですね。渋るようですと頭固定は危険です。

クロノジェネシス

クロノジェネシスも非常に好走条件がわかりやすい一頭ですよね。

まずは天皇賞秋の傾向から分析するとクイーンステークスや阪神JF、桜花賞といったマイルレースでも好走しておりマイル実績はありますし、ポン駆けが効くタイプであることからも天皇賞秋と有馬記念の2戦ローテも見えており、血統的にも欧州系血統と全てが合致しています。

クロノジェネシスのキャラについて、・・・

BEST BUY検討委員会で水曜日を目途にアップ予定です。買えるか買えないかを徹底検証します!

ちなみに先週の菊花賞ではアリストテレスをこちらで本命馬候補として推奨しました。

ダノンプレミアム

ダノンプレミアムは、昨年2着の実績馬。

安田記念で13着と見せ場がなく休養明けですが、ダノンプレミアムは休養明けが一番走ります。

ベストパフォーマンスともいえる金鯱賞は稍重で、35.6-34.6の1秒後傾のレースかつ残り4ハロンから急加速するレースの中、馬券になった馬の中で唯一先行して上がり最速で勝利。このレースぶりはラップタイム以上に評価していいと考えており、リスグラシュー、ペルシアンナイト、アルアインも相手にしませんでした。マイルのスピードに加えて持続力を持つタイプと言っていいでしょう。

昨年の天皇賞秋についても1分56秒台をアエロリットが引っ張る展開で、5番手からの先行で外々を回して2着というのは間違いなく強い競馬をしております。

血統的にもディープ*米国系の血統ですが、奥底にはDanzigやロベルトといった天皇賞・秋の好走血統が目白押し。同じ距離の金鯱賞でもしっかりと上がり最速を出しておりますし、マイラーズカップでは32秒2の末脚も繰り出していることからスピード面で不安はなし。

ここまで説明している通りに、馬柱が汚れたのは逆に期待値が上がったと考えていいでしょうが、昨年は毎日王冠を圧勝したダノンキングリーと使い分けしてまで2着をもぎ取りましたが、今回は使い分けせずに使っていることからも昨年よりも少し勝負度が落ちてそうですね。状態面が非常に重要な一頭なので、週末まで調教等は注視したいと思います。

フィエールマン

こちらについても注目の一頭!個人的に菊花賞と天皇賞春を勝利している大好きな馬ですので、きっちりと分析したいと思います!

フィエールマンについてもBEST BUY検討委員会で水曜日を目途にアップ予定です。買えるか買えないかを徹底検証します!

以上です!次は穴馬分析を予定しておりますので是非そちらも見てくださいませ!