皆様、こんばんは。

本日と明日は今週もうひとつの重賞「新潟2歳S」について考えていきます。
まずは過去5年のレースラップと3着内好走馬一覧を見てみましょう。
新潟2歳1

新潟2歳5

イメージ通り?のスローからのラスト3F特化戦。
過去5年平均でラスト4-3Fで0.8秒、ラスト3-2Fで0.9秒もの加速ラップを踏みますので、とにかくギアチェンジ力は必須と言えます。またラスト2-1Fでは1.1秒も減速しますので、使える脚の長さも一定以上は必要になります。
誤解を恐れず言えば「いかに折り合って、ラスト3Fで誰が一番速く走れるか選手権」のようなレースですね。

新潟2歳2
こちらは過去10年における上がり3F順位別成績。
「上がり3F選手権」だけに当たり前ですが、上がり最速馬と2位馬の成績が異常なレベル。
上がり順位が低くなるごとに成績も悪化していく感じで、こうなるともう末脚自慢さえ買っておけば良いという気になって来ますね。

新潟2歳3
そしてこちらが前走上がり順位別成績。
ほとんどのレースでは前走の上がり順位と今回の成績はリンクしないのですが、このレースは別。
前走で上がり最速を記録していないと今回連対するのは厳しく、上がり2位以内を記録していないと今回馬券に絡むのは難しい、そんな感じになっていますね。さすが「上がり3F選手権」ですね。
前走上がり3F3位以下馬【1-1-0-49】勝率2.0%(単回値51円)連対率3.9%、複勝率3.9%(複回値31円)ですから、該当馬はかなり評価を落としたいです。

前走上がり3F1~2位馬に関しても好凡走の仕分けが出来て、まずは前走距離。
新潟2歳4
前走マイル戦使用馬が一枚抜けた成績になっていますね。

それからレース間隔
新潟2歳6
※2週=中1週、3週=中2週、4週=中3週・・・ですのでお、お間違いなきよう
レース間隔を取るほどに成績は上昇。中2週以下【1-0-0-26】ですから、最低でも中3週以上は欲しいところです

最後に着差
新潟2歳7
前走で上がり2位以内の脚を使っているだけにほとんどが勝利してきた馬ですが、その着差が大きければ大きいほど成績も上昇。どれだけの着差をつけて来たかも優劣を見極める一つの方法です

さて、ここまで色々とデータを提示してきましたが、データにバッチリ嵌るのは3頭のみ。
その内の1頭ビッククインバイオが初戦でモーベットに敗退し、相性の良くない逃げ馬となると推奨出来るのは残りの2頭。

まずは個人的な大好きなこの馬
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中央競馬ランキング
「人気ブログランキング」内ブログ紹介文に水曜日限定で馬名を記載しておきます(10位ぐらい)
末脚性能はもちろんのこと、前向きさがありながら折り合いに問題がないのはプラスポイント。それ以外の特徴は明日詳しく書きます

もう1頭の推奨がこの馬
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最強競馬ブログランキングへ
「最強競馬ブログランキング」内ブログ紹介文に水曜日限定で馬名を記載しておきます(7位ぐらい)
この父とサドラーズウェルズは相性が良く、母父はサドラーズウェルズと全兄弟のフェアリーキングの系統で血統的後押しがある点もプラスポイントですね

明日も「新潟2歳S」について書きます。