皆様、こんばんは。

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本日は開幕福島の3歳重賞「ラジオNIKKEI賞」を考えていきます。
まずは過去5年のレースラップを見てみましょう。
nikkei

過去5年でスロー年はなし。
理由は複数あって、まずはコース形態。スタートから1角まで300m程度ですから先行争いは激化。2F目に必ず10秒台を刻み、その惰性で3F目も早め。向正面に入ってペースは落ち着くものの、すぐ勝負所の3~4角を迎えますので極端に緩む地点がありません。
もう一つの理由が開幕週。小回り開幕週ですから騎手の意識は前。これもペースが緩みにくい原因となっています。

全体にペースが締まるので後半で極端なトップスピードは求められず、持続性が求められます、また道中極端に緩む地点がないことからスタミナ要求値も求められるレースになります。
そこで注目したいのが次のデータ。

今回同距離【2-2-0-22】勝率7.7%(単回値32円)連対率15.4%、複勝率15.4%(複回値28円)
今回延長 【0-1-3-19】勝率0.0%(単回値 0円)連対率4.3%、複勝率17.4%(複回値60円)
今回短縮 【3-2-2-17】勝率12.5%(単回値69円)連対率20.8%、複勝率29.2%(複回値107円)


前走で2000m以上を走った馬が強いのはスタミナに優れた馬が多いからでしょうか。
更にその中でも前走OP特別・重賞だった馬は
【3-1-1-8】勝率23.1%(単回値127円)連対率30.8%、複勝率38.5%(複回値133円)
と更に精度は上がり、単複ベタ買いでプラスですから見つけたら買っておいて損はないでしょうね。

ペース以外では小回りコースですから、当然小回り適性は重要。
過去の好走馬にはマルターズアポジー・アンビシャス・ゼーヴィント・セダブリランテス・メイショウテッコンなど古馬になっても小回りコースの重賞を勝った馬の名が並んでいるように、真正の小回り巧者=コーナーの加速に秀でた馬を狙いたいレース。逆を言えば直線スピードで勝負してきたような馬は相当な能力差がない限りは(昨年のフィエールマンがそうですね)評価を下げたいです。

そこ小回りコースと関連するのが馬番別成績
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上記は過去5年の全頭対象の馬番別成績ですが、これ自体はやや内枠有利という程度です。
ただこれを「5人気以下馬のみ」を対象にすると・・・
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1~7番【0-2-4-18】に対し8~16番は【1-0-1-27】と顕著に内枠有利。
人気馬に関しては外目枠でも能力で凌駕出来ますが、能力で劣る人気薄馬は距離得&馬場バイアスを味方につけられる内枠が必須であると言えます。

枠番以外ではやはり小回りらしく先行脚質馬に有利で、1コーナーを3番手以内で通過した馬は
【2-3-2-10】勝率11.8%(単回値83円)連対率29.4%、複勝率41.2%(複回値158円)
ベタに逃げ・先行馬は優先して考えた方が良さそうです。
尚、4角7番手以下から馬券に絡んだ馬は5頭居ますが、その内4頭は5人気以内の人気馬でした。差し馬を狙うなら人気馬に限った方が良いでしょう。

ということで、データも含めた現時点での最注目馬はこの馬
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中央競馬ランキング
「人気ブログランキング」内ブログ紹介文に水曜日限定で馬名を記載しておきます(15位ぐらい)
脚質的には不利な同馬ですが、それを補って余りあるコーナー加速を持っています。過去の小回りコース戦ではいずれも4角唸る勢いで回ってきており、今回の舞台替わりは絶好と言えます。これもデータと逆行しますが、出来れば外枠が欲しい

もう一頭挙げるならこの穴馬が良いです
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「最強競馬ブログランキング」内ブログ紹介文に水曜日限定で馬名を記載しておきます(5位ぐらい)
同馬に関しては4走前がハイライト。このレースが前後半47.3‐46.9秒のラスト4Fロンスパ戦で、先行馬が残るレースを一頭だけ後方から差し切り。上がり3Fは次位に0.7秒差を付ける最速。しかも先頭に立つとソラを使うためにギリギリで差そうと鞍上が加減しながら(レース映像を見れば良く分かります)のものですから、価値は増大。近3走は全て大箱コースのレースでしたが、今回は久々の小回り。能力は間違いなく高いものを持っていますので、舞台替わりでの変身は十分あり得ます