こんにちは。ダイキチです。


今日はG1ウィークということで、高松宮記念出走馬の事前考察をしていきたいと思います。

昨年の覇者、そしてスプリンターズステークスの覇者も参戦するとあって王者決戦として相応しいメンバーになったと思います。


ではまずは過去の傾向から見ていきましょう。

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Photo by JRA




高松宮記念    過去5年成績  (《》は父名)

2013年 良 Aコース 17頭
1着ロードカナロア 《キングカメハメハ》
2着ドリームバレンチノ《ロージズインメイ》
3着ハクサンムーン 《アドマイヤムーン》

2014年 不良 Aコース 18頭
1着コパノリチャード 《ダイワメジャー》
2着スノードラゴン 《アドマイヤコジーン》
3着ストレイトガール 《フジキセキ》

2015年 稍重 Aコース 18頭
1着エアロヴェロシティ《Pins》
2着ハクサンムーン 《アドマイヤムーン》
3着ミッキーアイル 《ディープインパクト》

2016年 良 Aコース 18頭
1着ビッグアーサー 《サクラバクシンオー》
2着ミッキーアイル 《ディープインパクト》
3着アルビアーノ 《Harlan'sHoliday》

2017年 稍重 Bコース 16頭
1着セイウンコウセイ 《アドマイヤムーン》
2着レッツゴードンキ 《キングカメハメハ》
3着レッドファルクス 《スウェップオーヴァーボード》


毎年勝ち馬が変わるものの、リピーターも多いのが特徴的なレース。

そして馬券に絡んでいる馬の傾向としては、前走重賞レースを使っていてしっかり連対している実績馬か人気上位の馬。

つまり意外と格がモノを言うレースで、重賞で人気薄やもしくは結果を出していない馬には厳しいレースと言える。

そりゃGⅠですもんね。

それでも人気通りに決まった2016年を除いて、毎年3連単で万馬券が出ているのはそれだけこの短距離路線が激戦という事でしょう。



予想人気上位馬の考察

では今年出走馬の予想人気上位馬の考察にいきます。


レッドファルクス
なんと言っても昨年の【最優秀短距離馬】。
その昨年はこの高松宮記念3着から京王杯SC制覇でスプリント以上でも通用する事を証明。
安田記念でも3着に入り力上位を見せつけた。
それからマイルCSと前走の阪急杯は実績からすれば不満足な結果に終わったが、この馬の真骨頂は10戦8勝の左回りでこそ。
左回りで敗れた2戦は前年の高松宮記念と安田記念。
後方からの末脚勝負が持ち味ゆえに、展開云々で差し届かない面はあるが、それでも確実に伸びる終いの脚は超一流。
主戦のミルコデムーロに手綱が戻るのも大きくプラスで、崩れる事はまず考えにくい。
馬場不問なのもプラスで、今週中間に降った雨の影響もほとんど受けないだろう。
連軸候補。

ファインニードル
この馬の持ち味は先行力と、抜け出した時の粘り強さ。前走のシルクロードSも鮮やかな勝ち方だったし、セントウルSも同様勝ちパターン。
逆に先行していても外を回される展開は良くなく、道中の立ち回りがカギになるだろう。
先行馬に乗せれば一流の川田を確保し、枠順次第では安心して買える1頭。


レッツゴードンキ
​桜の女王が悲願のスプリントタイトルを獲るか。前年の高松宮記念2着は内から鋭く伸びてあわやの展開。好位から一瞬の脚で伸びてくるものの、勝ち切るまで至らない辺りは最後での脚の使い所が難しいのだろう。
フェブラリーステークスを叩いての参戦がどうかだが、意外と馬は走り慣れた環境に適応し、いつも以上に能力を発揮する可能性大。
マイル戦は折り合いに難しくなってきているので、やはりスプリント戦に変わるのはプラス。
こちらもレッドファルクス同様、乗り慣れた主戦岩田に戻るのも大きい。
理想としては真ん中から内目の枠から上手く好位を先行し、直線突き抜けて粘り込む形が理想。


セイウンコウセイ
重賞未勝利だったこの馬が一気の栄冠を掴んだのが前年の高松宮記念。
あれから1年、王者としては満足のいく1年ではなかったはず。
元々勝ち切る抜きん出た力がある馬ではないので、今年も勝つには条件が必要だろう。
まずは揉まれない競馬になる事。
この馬は先行してストレスなく抜け出す競馬が一番能力を発揮する。
そういう意味で前走のシルクロードステークスは逃げてこの馬らしい競馬ができていた。
ハナにこだわるわけではないが、展開に注文がつく王者だけに軸としては買いづらそう。




以上4頭以外にも好勝負可能な馬が多く、馬券的にはかなり面白そうな今年の高松宮記念。

レース前に最終結論を書きたいと思いますので、そちらもお楽しみに。


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