YASUの小心馬券
【最終予想】 府中牝馬S
近二年の好走馬は、GⅠ活躍馬とレベルが相当に高いGⅡ戦も台風の影響で馬場悪化は必至、魅力的な馬も多数で今年は波乱も充分に考えられそうだ。
【展開予想】
ジョディーが絶好枠なら主導権を楽に握れそうだ、そんなに速いペースで行く馬でなくエイシンティンクルやオールフォーラブあたりに突かれなければ良くて平均、すんなりならスローペース濃厚といえそう。
スローから長い直線を活かしての持続力ある末脚をもつプリモシーンには良い展開か、逆に厳しいペースで能力発揮できるラッキーライラックはスローだと鋭さ負けしそうで嫌な展開。
【有力馬考察】
・ジョディー 武藤:秋華賞ではなく古馬GⅡ戦を選択はやはり左回りでこそとの思惑であろう、逃げ馬として絶好枠を引き、穴馬として惹かれてしまうが古馬との能力比較や馬場悪化から今回は見送ろう。
・ディメンシオン 北村宏:レベルが高かった関屋記念での4着や京成杯AH2着から重賞通用の地力は付けてきた、息の長い末脚を武器にする同馬にとって東京の長い直線は得意とするところ、充実期に入った今ならこの相手でも上位可能とみる。
・ダノングレース 三浦:まだ格下感あるも、前走クイーンSの結果はノーカウントで良い、内から伸びかかった時に大きくブレーキ!、レースを止めてしまった。勢いから勝つまではないが際どい勝負になった感もある。
福島牝馬Sでの捲りは長い直線で持続力ある末脚に活かされそう。
人気薄必至だけに紐狙いしたい。
・サトノガーネット 坂井:クイーンSでは重賞ペースに付いていけなかったかのような前半も直線では33.5の末脚をみせ脚勢は最後まで衰えず、今回流れに慣れれば改めて東京で期待できる。
・スカーレットカラー 岩田康:今季はマーメイド・クイーンSと一瞬の鋭さを活かして好走と持てる能力を発揮してきた、鞍上岩田康騎手のもと内から抜ける根性やセンスの良さも発揮してここでも通用とは思えるが、このセールスポイントは広くて直線バラける東京コースでは武器にならないと思えるのが微妙・・・、マイナス面ではないのだが。
・レッドランディーニ 池添:マーメイドSを2着し重賞通用まできた、51キロと軽量に恵まれたとはいえ、外から迫力ある末脚で勝利のシーンをサラスの強襲に合ってのもので東京適性もあるように思える。ここで3着のスカーレットカラー以上には評価したい。
・クロコスミア 戸崎:GⅠで複数好走し、この府中牝馬Sも勝利している実績馬、今期もヴィクトリアマイルでの好位競馬から3着は改めて地力の高さを感じさせられた。
個人的な願望もあるが緩むペースでの鋭さ負けと馬場悪化が合わないとみて今回は凡走してエリザベス女王杯で狙いたいのだが・・・。
・プリモシーン 福永:ヴィクトリアマイルはノームコアの激走に屈したが能力を見せた走り、三歳時からアーモンドアイと同等評価とのたまってきた私の期待馬だ。東京1800はベストともいえるし馬場悪化もこなせる、展開も選ばず鋭い末脚を使えるので軸馬はこれで良いと思っている。
・ラッキーライラック 石橋:ヴィクトリアマイル4着と能力みせたが鋭さ負けしていたのも事実、更に今回はペースも緩みそうで条件は更に悪化したと言ってよいのではないか、限りなく危険視したい一頭だが敬意をひょうして紐には抑えるか。
【結論】
馬場悪化で、絶対視はできないが、能力、条件ともに抜けた存在の
プリモシーンを本命、相手には上昇著しく、持続力ある末脚を使える
ディメンシオンに期待。
【YASUの印】
◎プリモシーン
○ディメンシオン
▲サトノガーネット
△レッドランディーニ
△ダノングレース
△スカーレットカラー
×ラッキーライラック
★こちらの事情もあるが馬場悪化や緩むペースで鋭さ負けしそうなクロコスミアは消して次走を狙うとしよう・・・。
狙いたいのは上り馬的ではあるがサトノガーネット、重賞ペースになれさえすれば前走でみせた末脚の鋭さはここでも通用。