ＹＡＳＵの小心馬券　

【最終予想】　

秋華賞

 

桜花賞馬ｸﾞﾗﾝｱﾚｸﾞﾘｱ、ｵｰｸｽ馬ﾗｳﾞｽﾞｵﾝﾘｰﾕｰ不在となった牝馬三冠最後のﾚｰｽ、加えて台風の影響で馬場悪化となれば予想は混迷が深まりどのﾌｧｸﾀｰを重視していくか悩みどころも、能力重視のｽﾀﾝｽを変えるつもりはなく、能力ﾍﾞｰｽに馬場適性をｽﾊﾟｲｽしていこう。

 

【展開予想】

外枠配置もｺﾝﾄﾗﾁｪｯｸが主導権を握りそうだ、ﾒｲｼｮｳｼｮｳﾌﾞ回避によりｽﾝﾅﾘと先手を取れるとみる。内の続くのは内から包まれたくないﾀﾞﾉﾝﾌｧﾝﾀｼﾞｰ・ｸﾛﾉｼﾞｪﾈｼｽ、積極競馬で力を出せるｶﾚﾝﾌﾞｰｹﾄﾞｰﾙなどの人気馬も好位を取りに行くだろう。

馬場悪化になるとどうしても前かがみのﾍﾟｰｽになりがちで先行馬にはﾀﾌな流れになるとみているので外から無欲の差しが決まる展開も考えられそうだ。

 

【有力馬考察】

・ﾀﾞﾉﾝﾌｧﾝﾀｰｼﾞｰ　川田：実績は衆知のごとく上位、気性面の問題から外枠になったら危険視しようと決めておいたが、絶好の①番枠・・・。

後は、距離不安だけだがｵｰｸｽでも上位にきているので我慢は出来そうだ。渋化馬場適性はわからないが、騎手のｺｰｽ取りも明暗が分かれそうな今回、川田騎手への信頼は絶大で人気でも重い印を打つしかないという決断。

・ﾌﾞﾗﾝﾉﾜｰﾙ　浜中：連勝で参戦もﾁｭｰﾘｯﾌﾟ賞では6着と春の実績馬達とは力差を感じていますが、絶好枠から先行出来る脚質と渋化馬場適性がありそうなﾛｰﾄﾞｶﾅﾛｱ産駒で浜中騎手は魅力だ、紐に抑えても良いと感じてきた。

・ｸﾛﾉｼﾞｪﾈｼｽ　北村友：人気のﾀﾞﾉﾝﾌｧﾝﾀｼﾞｰとは常に好勝負で能力は同等だ、渋化馬場への適性もﾋﾟｯﾁ走法や欧州血統のﾊﾞｺﾞ産駒から距離適性もこちらが上位、軸馬としては一番不安のない馬と言える。

差し一手だった脚質もｵｰｸｽでは好位競馬ができ幅がでてきた。

北村友騎手のｺｰｽ取りだけが不安だが・・。

・ﾋﾞｰﾁｻﾝﾊﾞ　福永：戦績から大敗したの距離適性なかったｵｰｸｽだけと世代上位の馬であることは間違いない、前走のﾛｰｽﾞＳでは早めに仕掛けて頑張っていたもののﾀﾞﾉﾝﾌｧﾝﾀｼﾞｰにあっさり交わされ、春の勢力図を変えられる成長力は感じず連対候補までか。

・ｶﾚﾝﾌﾞｰｹﾄﾞｰﾙ　津村：ｵｰｸｽ2着の内容はかなりの強さ、厳しいﾍﾟｰｽを先行して早めに仕掛けてﾀﾞﾉﾝ・ｸﾛﾉを封じた地力は今回の相手では能力一番と考えている。津村騎手や馬場適性に不安はあるが・・・。

・ﾌｪｱﾘｰﾎﾟﾙｶ　三浦：紫苑Ｓで権利をようやくとっての参戦で格下感あるも、窮屈になった内から僅差まで差し込んだ根性は評価したい。

そんなに鋭い脚を使うわけでもないので渋化馬場も歓迎かもしれない。注目しているのは馬体重、春に比べて16ｷﾛの増を成長分とみれば人気もないここは狙ってみたい馬。

・ｻﾄﾉﾀﾞﾑｾﾞﾙ　ﾃﾞﾑｰﾛ：無敗の三連勝馬で未知の魅力で人気必至ときて良馬場だったら危険視という馬だったが、渋化馬場を苦にしていない戦績や鞍上もｺｰｽ取りの技術はﾄｯﾌﾟ評価、消せなくなった。

・ｺﾝﾄﾗﾁｪｯｸ　ﾙﾒｰﾙ：ｵｰｸｽ惨敗も距離や展開が厳しかったもの、今回は外枠ながら主導権を楽に取れそうなﾒﾝﾊﾞｰ構成、渋化馬場も歓迎でﾍﾟｰｽ次第では圧勝までありそう、しかし惨敗も大いにある馬でまさしく単穴候補。

・ﾊﾟｯｼﾝｸﾞｽﾙｰ　戸崎：ｽﾑｰｽﾞだったとはいえ外からｷｯﾁﾘ差し切った紫苑Ｓの内容は素直に評価したい。再度の外枠が意外に良い結果になるとも思え、抑えには必要か。

 

【結論】

馬場適性微妙も、ｺﾝﾄﾗﾁｪｯｸ主導で馬場悪化ならばﾀﾌな展開になるとみれば地力で優るｶﾚﾝﾌﾞｰｹﾄﾞｰﾙを本命に推す。

相手には実績上位で不安材料が少ないｸﾛﾉｼﾞｪﾈｼｽ。

 

【YASUの印】

◎ｶﾚﾝﾌﾞｰｹﾄﾞｰﾙ

○ｸﾛﾉｼﾞｪﾈｼｽ

▲ｺﾝﾄﾗﾁｪｯｸ

△ﾀﾞﾉﾝﾌｧﾝﾀｼﾞｰ

△ﾋﾞｰﾁｻﾝﾊﾞ

×ﾌｪｱﾘｰﾎﾟﾙｶ

×ﾊﾟｯｼﾝｸﾞｽﾙｰ

 

★追込み一手で鋭さ自慢のｼｹﾞﾙﾋﾟﾝｸﾀﾞｲﾔは距離不安もあり、消してしまおう。妙味感じるのは紫苑Sのﾊﾟｯｼﾝｸﾞｽﾙｰ・ﾌｪｱﾘｰﾎﾟﾙｶの二頭、

馬場適性も歓迎そうだし、ﾒｲﾁ仕上げではなかったとはいえ、本命のｶﾚﾝﾌﾞｰｹﾄﾞｰﾙに先着なら買わずにはおけない。