ＹＡＳＵの小心馬券　【展望と考察】ｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞS

 

いよいよ秋のGⅠｼﾘｰｽﾞ突入ですね。例年どおり馬券収支はﾏｲﾅｽ・・。

ではありますが、例年と違いﾏｲﾅｽを取り戻すのに絶望的な数字ではありません。ようやくにして自分の買いかたや予想ｽﾀﾝｽが決まりだした結果だと自分を少し褒めてあげたい気分であります。

（収支をﾌﾟﾗｽにしてから振り返れよ！と突っ込みが入りますが）

 

さて、このﾚｰｽ荒れ模様です、毎年紐に穴馬が突っ込んでくるｲﾒｰｼﾞです。近年の傾向からは勝馬は鋭く直線を差してくる人気の差し馬で

紐穴馬は、好位で上手に競馬ができる馬番6番ぐらいまでの内枠に配置された馬というﾊﾟﾀｰﾝでしょうか。

今年も内枠に配置された穴馬には注目したいです。

 

【展望】

過去5年における勝馬の傾向で有効と考えるﾃﾞｰﾀを調べました。

・5～6歳以外勝利馬なし　該当馬：ｶｲｻﾞｰﾒﾗﾝｼﾞｭ・ｽﾉｰﾄﾞﾗｺﾞﾝ・ﾃｨｰﾊｰﾌ・ﾋﾙﾉﾃﾞｨﾊﾞｲﾛｰ・ﾗｯｷｰﾊﾞﾌﾞﾙｽ・ﾗｲﾝｽﾋﾟﾘｯﾄ・ﾚｯﾄﾞﾌｧﾙｸｽ

・前走重賞以外勝利馬なし　該当馬：ﾜﾝｽｲﾝﾅﾑｰﾝ・ｶｲｻﾞｰﾒﾗﾝｼﾞｭ

・前走9着以上勝利馬なし　該当馬：ﾚｯﾄﾞﾌｧﾙｸｽ・ﾑｰﾝｸｴｲｸ・ﾋﾙﾉﾃﾞｨﾊﾞｲﾛｰ・ﾃｨｰﾊｰﾌ・ﾀﾏﾓﾌﾞﾘﾘｱﾝ・ｽﾉｰﾄﾞﾗｺﾞﾝ・ｷﾝｸﾞﾊｰﾄ

・前走着差0.3差以上勝利馬なし　該当馬：ﾚｯﾄﾞﾌｧﾙｸｽ・ﾚｯﾂｺﾞｰﾄﾞﾝｷ・ﾗｲﾝｽﾋﾟﾘｯﾄ・ﾑｰﾝｸｴｲｸ・ﾌﾞﾗﾋﾞｯｼﾓ・ﾋﾙﾉﾃﾞｨﾊﾞｲﾛｰ・ﾃｨｰﾊｰﾌ・ﾀﾏﾓﾌﾞﾘﾘｱﾝ・ｽﾉｰﾄﾞﾗｺﾞﾝ・ｷﾝｸﾞﾊｰﾄ・ｷｬﾝﾍﾞﾙｼﾞｭﾆｱ・ｱﾄﾞﾏｲﾔｺﾞｯﾄﾞ

・前走5人気以上勝利馬なし　該当馬：ﾚｯﾄﾞﾌｧﾙｸｽ・ﾗｲﾝｽﾋﾟﾘｯﾄ・ﾌﾞﾗﾋﾞｯｼﾓ・ﾋﾙﾉﾃﾞｨﾊﾞｲﾛｰ・ﾃｨｰﾊｰﾌ・ﾀﾏﾓﾌﾞﾘﾘｱﾝ・ｽﾉｰﾄﾞﾗｺﾞﾝ・ｸﾞﾚｲﾄﾁｬｰﾀｰ・ｷﾝｸﾞﾊｰﾄ・ｷｬﾝﾍﾞﾙｼﾞｭﾆｱ・ｱﾚｽﾊﾞﾛｰｽﾞ・ｱﾄﾞﾏｲﾔｺﾞｯﾄﾞ

★：勝馬候補　ﾌｧｲﾝﾆｰﾄﾞﾙ・ﾅｯｸﾋﾞｰﾅｽ・ﾀﾞｲﾒｲﾌﾟﾘﾝｾｽ・ｾｲｳﾝｺｳｾｲ

以上の4頭が残りました・・・。が、前走小倉のﾀﾞｲﾒｲと同年高松宮勝利のﾌｧｲﾝは好走例が少なく割引たいと現状考えております。

傾向からはやはりﾅｯｸﾋﾞｰﾅｽかな。

 

【全頭考察】

登録頭数が多いのでいつもよりも簡潔に行きたいと思います。

・ｱﾄﾞﾏｲﾔｺﾞｯﾄﾞ　牡6　○○：1200M戦で常に相手なりに着差があまりなく来ている馬で、こういう馬が内枠配置だと怖い気がしている（消候補）

・ｱﾚｽﾊﾞﾛｰｽﾞ　牡6　藤岡祐：CBC・北九州とGⅢを連勝中の上り馬だ、元々切れ味のある馬だったが6歳にして才能開花したかのようなﾚｰｽ振りで個人的には軸候補にも思っていたが前走を小倉で走っていた馬の戦績は散々・・・。（好走は10年前のｽﾘｰﾌﾟﾚｽﾅｲﾄまでない）しかし馬券内の評価はしたい。（△候補）

・ｶｲｻﾞｰﾒﾗﾝｼﾞｭ　牡3　○○：出走しないと思います・・・。

・ｷｬﾝﾍﾞﾙｼﾞｭﾆｱ　牡6　田辺：前走のｷｰﾝﾗﾝﾄﾞでは初の1200M戦だったが、対抗印で期待するもｷﾚ味なく4着をどうみるかだが中山は得意な馬なので内枠に入ったら3着候補の1頭にという評価で良いのではないか・・？やはりもう少し距離が欲しい気がする。（×候補）

・ｷﾝｸﾞﾊｰﾄ　牡5　北村宏：近走戦績が冴えないが、春の中山ｵｰｼｬﾝSでは本命視されるﾅｯｸﾋﾞｰﾅｽを撃破している戦績があり、無下に却下はできないか。この馬も内枠配置で3着候補に。（×候補）

・ｸﾞﾚｲﾄﾁｬｰﾀｰ　牡6　○○：重賞実績は前走ｾﾝﾄｳﾙの3着程度ですがここ2走の走りは要注目です。元々着順ほど大きく負けないｷｬﾗでしたが力を付けてきたところという印象だ。この相手でも内枠という恩恵にあずかればやれるかもしれない。（×候補）

・ｽﾉｰﾄﾞﾗｺﾞﾝ　セ10　大野：もう10歳になるのですね・・・。追い込んで掲示板がやっとではないか。（消候補）

・ｾｲｳﾝｺｳｾｲ　牡5　池添：前走の函館SSではｽﾋﾟｰﾄﾞを活かして勝利し復活を印象付けたが坂のあるｺｰｽでどうかが疑問、人気しないのであれば連対候補として考えるがあまり食指を動かされない。（△候補）

・ﾀﾏﾓﾌﾞﾘﾘｱﾝ　牝5　古川：力不足否めない。（消候補）

・ﾀﾞｲﾒｲﾌﾟﾘﾝｾｽ　牝5　秋山：前走は千直専用馬と侮って失敗・・・。しかし今回も侮る予定、鬼門の小倉からの出走では。（消候補）

・ﾃｨｰﾊｰﾌ　牡8　国分優：追込みは魅力ももう要らない。（消候補）

・ﾅｯｸﾋﾞｰﾅｽ　牝5　ﾓﾚｲﾗ：好走はするも勝ち味に遅く感じた同馬だが前走は完勝、ﾓﾚｲﾗﾏｼﾞｯｸなのか・・・。得意の中山でGⅠ奪取の最大のﾁｬﾝｽとみている。更に内枠に配置されたら1頭軸の頭固定勝負もあり

（軸候補）

・ﾋﾙﾉﾃﾞｨﾊﾞｲﾛー　牡7　四位：惨敗後に忘れたかのように好走も繰り返すｷｬﾗなので前走大敗は気にしない、いつでも買っておかなくてはいけない馬なのだが点数が回るかな・・・。（△候補）

・ﾌｧｲﾝﾆｰﾄﾞﾙ　牡5　川田：始動戦のｾﾝﾄｳﾙSでｈﾉｰｽﾃｯｷの完勝と春から更に成長した感があるも、やはり中山はどうにも気になる・・・。人気になるしここは抑え評価にしてしまおう。（△候補）

・ﾌﾞﾗﾋﾞｯｼﾓ　牡6　○○：既に買わないと決めている馬、ﾋﾟｰｸｵﾌ（消候補）

・ﾑｰﾝｸｴｲｸ　牡5　ﾙﾒｰﾙ：ｷｬﾝﾍﾞﾙ同様、前走が初の1200M戦、期待するも空気のように大敗・・・。ﾙﾒｰﾙが怖いけどある程度人気を吸ってくれるので思い切って危険視したい。（消候補）

・ﾗｲﾝｽﾋﾟﾘｯﾄ　牡7　武豊：すんなり先行すれば大崩れない馬だが掲示板が一杯とみる。（消候補）

・ﾗｯｷｰﾊﾟﾌﾞﾙｽ　牡7　ﾌﾟﾚﾌﾞﾙ：短距離戦のﾚﾍﾞﾙが高いと言われる香港馬だが近年、外国馬の馬券内突入はなく消してみたい。（消候補）

・ﾗﾌﾞｶﾝﾌﾟｰ　牝3　和田：かなり使われてきているように思うが、前走の体重が+8K・・・。成長も著しいのかもしれませんね、春先の好走時は大して強くないと思っていましたが前走もﾌｧｲﾝﾆｰﾄﾞﾙの2着で、今回も三歳牝馬とはいえ侮れません。重賞勝利こそないが、一昨年のｿﾙｳﾞｪｲｸﾞよりも強いとみる。（対抗候補）

・ﾚｯﾂｺﾞｰﾄﾞﾝｷ　牝6　岩田：短距離GⅠで2着3回の強者。ここも能力上位の評価で良いが2着が精いっぱいのような気がする。（△候補）

・ﾚｯﾄﾞﾌｧﾙｸｽ　牡7　戸崎：2年連続でｽﾌﾟﾘﾝﾀｰｽﾞを制している王者も今季の3戦を見る限りﾋﾟｰｸｵﾌの兆しがみえる。更に鞍上がﾐﾙｺではなく戸崎では大幅にﾏｲﾅｽと感じ、抑え評価が一杯、人気次第では危険視するかもです。（△候補）

・ﾜﾝｽｲﾝｱﾑｰﾝ　牝5　石橋：昨年逃げて3着も今季は勢いが鈍い。人気しなければ抑えるかという評価（×候補）

 

頭数多く、考察にも時間がかかりますね・・・。

今年はﾓﾚｲﾗのﾅｯｸﾋﾞｰﾅｽ中心と現時点では考えます。

他馬は週末の枠順発表でｶﾞﾗﾘと予想が変わると思いますが楽しみな一戦です。