YASUの小心馬券 【展望と考察】神戸新聞杯 | YASUの小心馬券

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YASUの小心馬券 【展望と考察】神戸新聞杯

 

セントライト記念と違い、本番に直結する西のトライアル戦ですが登録馬が意外に少ない割に有力馬が出走するので荒れ戦にはならないような気がします。

 

【展望】
先ずは昨年、レイデオロの勝ったレースですが、スローペースを好位から進んだレイデオロが直線力強く抜け出しダービー馬が貫録勝利でした。

2着には最速上りで差してきた1000万勝利からの上り馬キセキが食い込みました。そして3着にはダービー10着から巻き返したサトノアーサーがジワリと伸びて私のダンビュライトを抜き去りました。

        前走     上り3F   通過順    1000Mラップ

1着:レイデオロ ダービー1着   34.1   4-4-3-3    61.4(スロー)

2着:キセキ  信濃川1着   33.9   9-10-9-10

3着:サトノアーサー ダービー10着 34.4  4-5-5-5

 

次いで一昨年、サトノダイヤモンドが中団待機から直線差し切ったレースで

このレースでもダービー最先着馬の貫録勝利の結果。2着にはミッキーロケットが首差までせまる猛追をみせました。実は当時のミッキーロケットもキセキ同様1000万特別を勝利してきた上昇馬で単勝27倍の穴馬でした。

3着にはレッドエルディストがカフジプリンスの追撃を振り切りました。この馬は青葉賞2着後ダービーは9着からの巻き返しでした。

        前走     上り3F   通過順    1000Mラップ
1着:Sダイアモンド ダービー2着 34.2  6-7-8-8     61.4(スロー)

2着:Mロケット   HTB賞1着 34.0  9-9-11-11

3着:Rエルディスト ダービー9着 34.5  12-11-12-11 

 

そして2015年はダート路線からいきなり芝に転戦し1600万クラスを勝って挑んだリアファルがスローを利して逃切り、2着にはダービー最先着馬(4着)のリアルスティール、3着には白百合S(OP)から休明けだったトーセンバジルという結果である意味ここもダービー最先着馬と上り馬決着という事になっています。

         前走     上り3F   通過順    1000Mラップ
1着:リアファル マレーシア1着   34.1     1-1-1-1    62.4(スロー)

2着:リアルスティール ダービー4着 34.0    7-8-8-8

3着:トーセンバジル 白百合7着 34.1    14-13-14-13

 

過去三年の傾向からはやはりダービー最先着馬が貫録を見せるレースと言えます。今年はワグネリアン・エポカドーロという大将が参戦していて、この牙城を崩す事は容易ではない気がします。更に今年はキセキ・ミッキーロケット・リアファルのような1000万以上の特別レースを勝利してきた上り馬も見当たらない状況で益々2強が際立ちますね。

展開も似通っています、2400Mのトライアル戦という事でスローペースで流れて、上り3Fを34秒台の前半で来れる馬というところでしょうか。

 

【全頭考察】

・アドマイヤアルバ 岩田:ダービー9着からの参戦で単勝というとかなり無理そうですが、馬券内は少し期待しています。なんといってもこの馬の持ち味は相手なりに走るという事に尽きるでしょう。馬券内を外したのは前述のダービーだけで、京都新聞杯では、恐らく穴人気するであろうメイショウテッコンを抑えての2着確保。大外を捲って直線一杯になりながらも後続を抑えた根性には感じ入ったものです。大敗したダービーで最後方で勝負を棄てていた感があるもののメンバー最速上りで馬群を縫ってきたものです、小頭数でもあり捲りあげて3着くらいはあってもおかしくないかもですね。(×候補)

・エタリオウ デムーロ:ダービー4着でミルコ騎乗で俄然注目の一頭ですね、恐らく2強の次、3人気に推されるのではないでしょうか。この馬も戦績からアルバ同様に相手なりに走れる馬で、まだ掲示板を外した事がありません、実にステイゴールド産駒です。青葉賞では好位から横綱相撲を取ってゴーフォザサミットに差されましたがダービーでは先行勢が残る中、唯一追い込んでの4着は改めてこの馬の強さを感じました。普通なら嫌いたい馬なのですが、もしかしたら2強の一角を崩す能力をもっているかもしれません。もしここで良い勝負ができたら菊では軸候補まで考えていますよ。(▲候補)

・エポカドーロ 戸崎:皐月賞馬にしてダービー2着馬で実績は最右翼、2強の一角です。しかし人気はというと皐月7人気でダービーが4人気と穴馬扱いをされてきていました。先行して抜け出す競馬という現代競馬にマッチしている馬なのに・・。派手な勝ち方はしないものの皐月の勝ちっぷりはかなりのもので今回も順当に好勝負でしょう。(軸候補)

・ゴーフォザサミット 蛯名:春は青葉賞を勝利してダービーでも7着と実績は今回の相手に入っても上位の存在といえるでしょう。そして一足早く札幌記念を叩いての臨戦も好感が持てます。ただ、この馬いかにも瞬発力で勝負するように思えます。レース傾向からも33秒台の末脚を必要とされないレースに適性があるかと問われたら否!と回答します。

それにこちらの勝手ですが2強を買わなければならないと思えるレースで多少人気を吸ってくれるこの馬までは買えないという事情もありまして

・・・。(消候補)

・ステイフーリッシュ 川田:ダービー10着以来になるムラ馬?です(笑)。

京都新聞杯での勝ちっぷりは実に強いもので、まるでセントライト記念のジェネラーレウーノかと思わせる内容でした。今回もメイショウテッコンを行かせての番手からとも思いもしますがそのポジションにエポカドーロもいると思われるのでなんとも・・・。エポカドーロが楽になるかは実はこの馬がキーを握ってるかもしれませんね。抑えたいの気持はあれども少ない点数にしなければいけない状況、馬券は回らないのが実情かな(消候補)

・タイムフライヤー 和田:二歳GⅠを制した馬だが、春のクラシックではサッパリでした。決して早熟とは思えないので単純にホープフルSのメンバーが小粒であったかもしれませんね問題なく消そうと思ってます。

・ダブルシャープ ○○:地方からの転入馬でクローバー賞(OP)を勝利するなど地方ファンを喜ばす活躍をみせるも流石にクラシックでは出番なく、前走の1000万条件3着としましたが、この相手では敷居が高い。

見送りで良いでしょう。

・ハーベストムーン 幸:ダート路線で走ってきましたが芝へ本気で参戦するのでしょうか?芝で走ったことはなく、全くダメとは言い切れませんが

見送ります。

・ビッグスモーキー 藤岡康:ダート重賞レパードS、3着からの参戦です・・・。

こちらはすみれS(OP)3着した芝実績がありますが、ケイティクレバーあたりに完敗の内容からここで通用の余地はないとみます。見送り・・・。

・メイショウテッコン 松山:ラジオNIKKEI賞を勝利しての参戦です。比較的に速いペースで先行しても34秒台で上がれる強い先行馬だと思います。

京都の500万特別では今回と同距離の2400Mでエタリオウ相手に完勝しているので穴人気しそうですが、どうしても気になるのが阪神コースへの適性です。後方からの競馬だったからという理由も考えられますが単順に速いペースで行くのに急な坂はやっぱり不安です。(消候補)

・ワグネリアン ○○:好事魔多し・・・、福永騎手大丈夫ですかね・・頭蓋骨骨折などという恐ろしい言葉が耳に入ってきます。

ところで誰が乗るのでしょう、気になりますね。今回はトライアル戦らしく追い込む競馬をしてくると思います。切れる脚があるのは証明済で、軸候補からは外せないと思っています。

 

メンバー的に少ない買い目で行かなくてはと思っているレース、魅力的な穴馬もチラホラいますがこういう時は浮気心を出さない為に、展開も決め打ちして臨むのが一番と心得ます。

 

メイショウテッコンが速めペースで逃げ、ステイフーリッシュ・エポカドーロが少し離れた番手を追走、ワグネリアンは無理せず後方待機、直線でエポカドーロが早めにテッコンとステイを潰しに行き抜け出しを図るところをワグネリアンが強襲。

そしてエポカの粘走次第であるが、エタリオウ・アドマイヤアルバが2着争いにまで参加できるか・・・、と絵を描きました。